技術提案事例

角Rの変更によるコストダウンのポイント

図面指示・設計変更によるVA・VEのポイント

ビフォー
角Rの変更によるコストダウンのポイント B

機械加工部品では、軽量化のために開口の形状に設計することがありますが、上図では角がR2と指定されています。この場合、R2の特殊な小径工具を使用する必要があり、なおかつ深さ20の加工をするには多くの加工時間を要します。したがって、特殊工具の使用および工数増によるコストアップとなります。


アフター
角Rの変更によるコストダウンのポイント A

開口の目的が単に軽量化のためだけであれば、R5の指示に変更することで大径工具で加工ができます。R5の大径工具であれば刃長もあるため、短時間で20の加工を済ませることができ、大幅に工数を削減となります。すなわち、角Rの変更のみでコストダウンを図ることができるということです。

機械部品の形状設計では、当事例のように角Rの変更を行なうだけで大幅に加工時間を短縮できるケースがあります。ポイントは、角R形状を大きくすることで、大径の工具を使用し、長い刃先である程度の深さの加工も短時間で行なうことができることです。設計者は、加工現場の上記の事情を知っておくことで、簡単にVA・VE設計を行なうことができます。

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