技術提案事例

類似品の共通プログラム化のポイント

図面指示・設計変更によるVA・VEのポイント

ビフォー
類似品の共通プログラム化のポイント B

上図は、NC旋盤の加工において、共通のプログラムが使用できない事例です。 Aの製品とBの製品があります。R以外の内径加工の寸法は同じですが、Aの製品ではR0.3以下の指示があり、Bの製品ではR0.3とあります。この場合、Aの製品はNCのプログラムでR0.2程度で加工しますが、B製品にはこのプログラムは使用できません。そのため、個別にプログラムを設定しますので、段取り時間がかかります。


アフター
類似品の共通プログラム化のポイント A

上図では、Aの製品とBの製品のRを0.3以下に統一することで、NC旋盤で同一のプログラムで加工できるようにしています。これにより、Aの製品とBの製品を連続して加工でき、段取り時間を短縮することができます。したがって、加工時間の短縮によるコストダウンとなります。

機械部品の加工現場では、プログラムを組んでNC工作機械を使用した加工が一般的に行なわれています。その際、加工内容ごとにプログラムを変更して機械を稼動させますが、同一のプログラムで複数の機械部品を加工することで、その分段取り時間を短縮することができます。そこで、機械加工の現場からは、量産部品の場合は特に、類似部品の形状をなるべく共通する提案を行なうことがあります。設計者は、上記の事情に理解を持つことでVA・VEに繋げることができます。

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